w10-system-image(システムイメージ バックアップと復元 ,クローン作成)
update 2020-03-10

環境

win10 pro(バージョン 1909 OSビルド番号:18363)

要約
システムイメージの作成(バックアップ)および復元(リストア,クローン作成)を行なった際のメモである。

win10のコントロールパネルの表示は「バックアップと復元(Windows7)」となっている。
Windows7のバックアップと復元ツールで作成したバックアップはwin10でも使用できる、ということをあらわしている。



バックアップ(システムイメージの作成) ,復元 ,クローン作成 という意味は次のようになる

バックアップ とは・・・
disk1のシステム領域およびデータ領域を「システムイメージの作成」にてdisk2のWindowsImageBackupフォルダに保存することである。

復元 とは・・・ 動作しているdisk1環境で作業することである。
disk2のWindowsImageBackupフォルダから disk1に「イメージでシステムを回復」を行なう。
disk1はdisk2のWindowsImageBackupフォルダの内容で書き換えられる。(つまり、バックアップを作成した時点のdisk1の状態に「復元」される)

クローン作成 とは・・・disk1が障害発生で動作しなくなった場合に新しいディスク disk3に復元することである。
disk1では作業できないので、win10インストール・メディア(DVD,USB),または「システム修復ディスク」でPCを起動して作業する。
disk3の容量はdisk1と同じサイズ、または大きいサイズであること。
※システム環境は(UEFI/GPT ,レガシBIOS/MBR) 合わせておくこと。
UEFI環境でバックアップしてある場合は,起動メディアはUEFIモード,disk3はGPT形式であること。
レガシBIOS環境でバックアップしてある場合は,起動メディアはレガシBIOSモード,disk3はMBR形式であること。
flow.jpg



システム修復ディスクの作成
インストール・メディア(DVD,USB)があればシステム修復ディスクと同じ作業ができるので、システム修復ディスクの作成は必須ではない。

システム修復ディスクとはPCが起動できないなどのトラブル発生時に、このディスクでPC起動して修復を行なうツールである。
システム修復ディスクの内容はインストール・メディアの 「コンピュータを修復する」の内容と同じである。

システム修復ディスクは一度作成しておけばいい。(何度も作成する必要はない)

「コントロールパネル」 / 「バックアップと復元」 / 「システム修復ディスクの作成」にて作成する。

※「ファイル名を指定して実行」にて recdisc.exe を実行しても作成できる。

システム修復「USBフラッシュドライブの作成」(システム修復ディスクのUSB版である)
※回復ドライブの作成で「システムドライブを回復ドライブにバックアップします」のチェックを外して進めると「USBフラッシュドライブの作成」になる。



システムイメージの作成

1
 「コントロールパネル」 > 「バックアップと復元(Wimdows7)」 > 「システムイメージの作成」をクリックする。

2
バックアップの保存場所を選択する
HDD、USBスティックなど複数のデバイスを装着している場合はプルダウン矢印でメニュー表示してデバイスを選択できる。
backup_1.png

3
バックアップ対象のドライブを選択する
システム領域はデフォルトで選択済みになっている。
データ領域のドライブの選択は任意である。
backup_2.png

4
バックアップの設定を確認して「バックアップの開始」ボタンをクリックする。
すでに同じコンピュータ名でバックアップしたシステムイメージが存在する場合は、上書きされる。
backup_3.png

5
バックアップが始まる。
backup_4.png
バックアップの終了時に「システム修復ディスク」を作成するかどうかの確認が表示される。
すでに「システム修復ディスク」を作成済み,またはインストールメディア(DVD またはUSBメモリ)を持っている場合は作成する必要はない。
backup_5.png

6
正常に完了したことを確認する
backup_6.png

7
バックアップ情報は WindowsImageBackup フォルダに保存される。
WindowsImageBackup フォルダの内容は次のようになっている

WindowsImageBackup\コンピュータ名\Backup YYYY-MM-DD
※YYYY-MM-DDは作成した年-月-日である。

したがって,バックアップはコンピュータ名ごとに保存されることになる。
同じコンピュータ名の場合は上書きされる。
同じコンピュータ名の環境で上書きされないようにするには、親フォルダであるWindowsImageBackupというフォルダ名を名前変更して保存しておく。



システムの復元(リストア:Restore)

動作中の復元対象HDD 1台とシステムイメージをバックアップしてあるHDD 1台を接続した環境で復元処理する。
※復元作業に関係のないHDDを接続しておくと作業中にHDD選択ミスを招くことがあるからである。

1
Windows10の「設定」 > 「更新とセキュリティ」をクリックする。

「回復」 > 「今すぐ再起動する」をクリックする。

 「トラブルシューティング」をクリックする。
restore_1.png

「詳細オプション」をクリックする。
restore_2.png

「その他の修復オプションを表示」をクリック
restore_3.png

「イメージでシステムを回復」をクリックする。
restore_4.png

2
PCは再起動してアカウント入力画面になる
restore_5.png

パスワード入力画面になる
restore_6.png

3
「システムイメージ バックアップの選択」画面になる
ここでバックアップ済みのシステムイメージを選択することができる
restore_7.png

4
「他の復元方法を選択してください」の画面になる
「次へ」をクリックする
restore_8.png

5
復元されるシステム イメージが表示される
表示内容を確認して「完了」をクリック
restore_9.png

6
確認画面が表示される
「はい」をクリック
restore_10.png

7
復元が始まる
restore_11.png

8
復元処理が終了すると自動的にPC再起動となる
restore_12.png

9
システムイメージから復元されたWindowsが起動する。



クローン作成

余計なHDDを接続していると作業ミスを招くことになるので,クローン元のHDD(すでにWindowsImageBackupを作成してあるHDD) と
クローン先のHDD だけを接続しておく。
クローン先のHDDは全てのpartitionを削除した「未割当て」の状態にしておく。(diskpart コマンドで clean を実行すればいい)

1
Windows10インストール・メディア(またはシステム修復ディスク , システム修復USBフラッシュドライブ)をセットしてPC起動する。
インストール画面が表示されたら「コンピュータを修復する」を選択する。
clone_1.png

※システム修復ディスク(またはシステム修復USBフラッシュドライブ)で起動した場合は、キーボードレイアウト選択画面が表示される。
「その他のキーボードレイアウトを表示」をクリックし続けて「日本語」が表示されたら選択する。
clone_1_1.png

2
オプションの選択画面になるのでトラブルシューティングを選択する
clone_2.png

3
「イメージでシステムを回復」 を選択する
clone_3.png

4
システムイメージのあるディスクが表示される
ここでシステムイメージを選択することができる
「次へ」をクリック
clone_4.png

5
「次へ」をクリック
clone_5.png

6
「完了」をクリック
clone_6.png

7
確認画面が表示される。
「はい」をクリック
clone_7.png

8
クローン作成(新しいHDDへの復元)が始まる
clone_8.png

9
処理が完了すると自動的に「再起動」が行なわれ,クローンHDDからWindowsが起動する。
clone_9.png

10
以上でクローン作成は完了



wbadmin Windows Backup adminコマンドを使用したシステムイメージバックアップ

※バックアップ先のフォルダ名は、「システムイメージの作成」の場合と同じ WindowsImageBackup である。
※ドライブ単位のバックアップしかできない。(フォルダ単位の指定はできない)
※「管理者として実行」する。

例:CドライブをEドライブにバックアップする。
-backupTarget バックアップ先のドライブを指定する。
-allCritical システム回復に使用できるバックアップを作成する。
-quiet プロンプトを表示しない。
wbAdmin start backup -backupTarget:E: -include:C: -allCritical -quiet

※保存場所(backupTarget)の容量が不足する場合は下記のエラー表示となる。
バックアップの保存場所の空き領域が、データをバックアップするために十分ではありません。

例:EFIシステムで -include:C: -allCritical を指定した場合の経過は次のように表示される。
ボリューム情報を取得しています...
これにより (EFI システム パーティション),(C:),回復 (300.00 MB) が E: にバックアップされます。
バックアップ処理中は経過が表示される。
終了すると次のような表示になる。

バックアップ操作の概要:
-----------------------
バックアップ操作が正常に完了しました。
ボリューム (EFI システム パーティション) (100.00 MB) のバックアップは正常に完了しました。
ボリューム (C:) のバックアップは正常に完了しました。
ボリューム 回復 (300.00 MB) のバックアップは正常に完了しました。
正常にバックアップされたファイルのログは、C:\Windows\Logs\WindowsBackup\Backup-dd-mm-yyyy_xx-xx-xx.log のように出力されている。

バックアップ先には WindowsImageBackup というフォルダが作成されている。
このフォルダはシステムリストア時にバックアップイメージとして使用できる。
バックアップログファイルにはバックアップ成功したボリュームの情報が書かれている。

例:C、D、Fドライブを含めてシステム回復に使用できるバックアップを行なう。
wbAdmin start backup -backupTarget:E: -include:C:,D:,F: -allCritical -quiet

例:ネットワーク上のフォルダにバックアップする。
wbAdmin start backup -backupTarget:\\remoteComputer\Folder -include:C: -allCritical -quiet

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