win8-iis-web
update 2012-10-26

個人使用のテスト用WebサーバーをLAN環境で構築した際の作業メモである。

Web
WebDAV
基本認証



Web

作業手順

1. Windows機能の有効化

「コントロールパネル」->「プログラムと機能」->「Windows機能の有効化または無効化」->「インターネット インフォメーション サービス」の
「World Wide Webサービスにチェックを付ける。
「インターネット インフォメーション サービス(IIS)マネージャー」を使用して作業するので
「Web管理ツール」->「IIS管理コンソール」にチェックを付ける。
「OK」ボタンをクリックするとインストールが始まる。
web-1.png

インストールが完了すると次のようになっている。

「管理ツール」に「インターネット インフォメーション サービス(IIS)マネージャー」が表示されている。
実行ファイルは %windir%\system32\inetsrv\InetMgr.exe
web-2.png

「管理ツール」->「サービス」に「World Wide Web Publishing Service」が追加されている。
web-3.png

C:\inetpub\wwwrootフォルダが作成されている。
web-4.png

2. Webサイトを追加する

「インターネット インフォメーション サービス(IIS)マネージャー」を開いて「サイト」をクリックして「Webサイトの追加」をクリックする。
web-5.png

Webサイトの追加画面が開くのでWebサイトの設定項目を入力する。
web-6.png

この時点で http://IPアドレス(または localhost)でアクセスすれば C:\inetpub\wwwroot にアクセスできる。
※LAN内のクライアントからアクセスできないでタイムアウトする場合はファイアウォール設定を確認する。

3. ファイアウォールの確認

「コントロールパネル」->「ファイアウォール」->「Windowsファイアウォールを介したアプリまたは機能を許可」にて
「World Wide Webサービス(HTTP)」にファイアウォール経由の通信を許可する。
web-7.png

接続テストの時点でアクセスできない場合はファイアウォールを無効にして試してみる。
web-8.png

4. host名でアクセスする場合

DNSサーバーの代用としてクライアントのhostsファイルにIPアドレスとホスト名の対応を記述しておく。
Windowsの場合のhostsファイルは C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts
Linuxの場合のhostsファイルは etc/hosts



WebDAV

1. Windows機能の有効化

「WebDAV発行」にチェックを付ける。
「OK」ボタンをクリックするとインストールが始まる。
webdav-1.png

2. 仮想ディレクトリを追加する

※「仮想ディレクトリ」とはWebDavフォルダのことである。
「インターネット インフォメーション サービス(IIS)マネージャー」を開いて「サイト」->「Default Web Site」を右クリックして「仮想ディレクトリの追加」をクリックする。
webdav-2.png

仮想ディレクトリの追加を行なう。(物理パスのフォルダにエイリアス名(WebDavフォルダ名)を付けるものである)
webdav-3.png

この時点で http://IPアドレス/mydav にアクセスすれば C:\inetpub\wwwroot にアクセスできる。
※LAN内のクライアントからアクセスできないでタイムアウトする場合はファイアウォール設定を確認する。



基本認証

1. 「プログラムと機能」->「Windows機能の有効化または無効化」->「インターネット インフォメーション サービス」の
「基本認証」にチェックを付けてインストールする。
basic-1.png

2. mywebサイトの「認証」を右クリック -> 「機能を開く」をクリックする。
basic-2.png

3. 「基本認証」を「有効」にする。(匿名認証は無効にする)
basic-3.png

4. Internet Explorerでlocalhostにアクセスすると「ユーザー名」「パスワード」入力画面が表示される。
basic-4.png


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