w8-fedora dualboot
update 2012-11-02
1．win8環境にfedoraをMBRインストールするとgrub2起動のdualbootシステムとなる。

dual.png

設定ファイル /boot/grub2/grub.cfg のwin8設定は次のようになっている。
menuentry 'Windows 8' {
set root=(hd0,1) ※grub2のデバイスのpartition番号は 1 origin
chainloader +1
}

2．win8環境にfedoraをインストールしてwin8からfedoraを起動するにはGrub4Dosを利用して行なう。

w8boot.png

win8のシステムpartitionにgrub4dosの3つのファイル（ grldr ,  grldr.mbr , menu.lst ）を置く。

win8の bcdeditでGrub4Dosのブートエントリを作成する
bcdedit /create /d "fedora" /application bootsector <-エントリを追加
bcdedit /set {xxxx} device partition=C: ブートローダ（grldr.mbr)の置いてあるドライブを指定
bcdedit /set {xxxx} path \grldr.mbr <- ブートローダ（grldr.mbr)の置いてあるPathを指定
bcdedit /displayorder {xxxx} /addlast <-ブートメニューの最後部に追加

Grub4Dos経由で fedoraの/boot/grub2/i386-pc/core.imgを実行する。
Grub4Dosのメニュー menu.lst で timeout 0 に設定しておけばwin8から直接fedoraが起動しているように見える。
color blue/green yellow/red white/magenta white/magenta
timeout 0
default /Fedora

title Fedora
root (hd0,1)  ※Grub4Dosのデバイスのpartition番号はゼロ origin
kernel /boot/grub2/i386-pc/core.img

title reboot
reboot

title halt
halt

Grub4Dos ダウンロード サイト
http://download.gna.org/grub4dos/
ダウンロード ファイル
grub4dos-0.4.4-2009-06-20.zip
zipを展開して利用するファイルは下記の3つである
grldr ,  grldr.mbr , menu.lst

3．fedora環境にwin8をインストールするとfedoraが起動できなくなってしまう。
※fedoraおよびwin8を起動できるようにするには次の方法がある。

方法(A)
fedoraブートローダをMBRにインストールし直して，fedoraでwin8をbootする。
※作業はfedora rescue モードの shell で chroot /mnt/sysimage でルートディレクトリに移って行なう。
(1) grub2-install /dev/sda
(2) 上記「1」の方法で 設定ファイル /boot/grub2/grub.cfg にwin8設定を行なう。

方法(B)
上記「2」の方法でGrub4Dosを利用してwin8ブートマネージャでfedoraを起動する。
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