crossover-cable
update 2012-04-02
クロスケーブル接続でのファイル共有
2台のPC(PC1とPC2)をクロスケーブルで直結してファイル共有を行なう場合の IPアドレス設定を記述した。
ここではPC1のIPアドレスを
192.168.0.11
、
PC2のIPアドレスを
192.168.0.12
としている。
要点
ワークグループ名は同じにしておく。
IPアドレスの設定は任意。(同じネットワークであること)
サブネット マスクは同じであること。(同じネットワークであること)
デフォルト ゲートウェイは相手のIPアドレスを指定する。
DNSサーバーの設定は不要。(2台のPCは直結なのでDNS設定は不要)
※ 2台のPCがWin7同士(またはWin8同士)、Win7−Win8 の場合はストレートケーブルでもファイル共有できる。
APIPA機能によってアドレスが自動設定される。
PC1の IPアドレス設定
IPアドレスに
192.168.0.11
と入力する。
サブネット マスクに
255.255.255.0
と入力する。
デフォルト ゲートウェイには
192.168.0.12
と入力する。(PC2のIPアドレスを指定する)
DNSサーバーの指定は不要。
PC2の IPアドレス設定
IPアドレスに
192.168.0.12
と入力する。
サブネット マスクに
255.255.255.0
と入力する。
デフォルト ゲートウェイには
192.168.0.11
と入力する。(PC1のIPアドレスを指定する)
DNSサーバーの指定は不要。
以上の設定でPC1とPC2は、共有フォルダ、共有ファイルにアクセスできる。
2台のPCが Win7同士(またはWin8同士)、Win7−Win8 の場合は
ストレートケーブル
でもファイル共有できる
ホームグループにはしない。
IPアドレスは自動設定にする。
DNSサーバーの指定は不要。
PC1のIPアドレス設定
PC2のIPアドレス設定
以上の設定でAPIPA機能(Automatic Private IP Addressing)により、次のように自動設定される。
IPアドレス(
169.254.X.X
)が自動割り当てされる。
サブネットマスクは
255.255.0.0
となる。
デフォルトゲートウェイには何も設定されない。
コマンド入力で IPアドレスを指定して接続する方法
\\IPアドレスで相手に接続し username と password を入力して共有ファイルにアクセスする。
Cドライブにアクセスするには \\IPアドレス\C$
Dドライブなら \\IPアドレス\D$
のようになる。
ストレートケーブルとクロスケーブル
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