samba
update 2018-05-01


環境
fedora28 での samba および mount.cifs 利用メモである。


sambaを使用してwindowsからfedoraの共有フォルダにアクセスする。
mount.cifs を使用してfedora からwindowsの共有フォルダにアクセスする。
samba.jpg

sambaおよび設定ツールをインストールする
$ sudo dnf install samba  (SAMBA package をinstallする)
$ sudo dnf install cifs-utils  (SMB共有を行なうためにcifs-utils package をinstallする)

設定の要点

1. firewall ,selinuxは、いったん「無効」にしておいて接続確認する。
※接続が確認できた後で、あらためて適切な設定を行なう。
※ firewall は dnf
install firewall-config でインストールしておく。
firewall-config コマンドで「firewall の設定」画面が表示される。
「ゾーン」 Fedora Workstation  の「サービス」 samba および samba-client をオンにして「Current View」をPersistent Configuration(永続的な設定)にして「ファイル」->「終了」にて設定しておく。

selinuxは /etc/selinux/config ファイルにて
SELINUX=disabled を記述しておく。

2. nmb,smbサービスをstartする。
systemctl start nmb.service
systemctl start smb.service

※設定内容変更後には
restart で再起動させる。
systemctl restart nmb.service
systemctl restart smb.service

3. PC起動時にnmb,smbサービスが開始するように設定する。
systemctl enable nmb.service
systemctl enable smb.service

4. samba設定は /etc/samba/smb.conf ファイルの内容を編集する。



windowsの共有フォルダにfedoraからアクセスする

windowsネットワーク共有の設定

ネットワーク探索を有効にする。
ファイル/プリンタ共有を有効にする。

windowsに共有フォルダを作成
 

※ここではフォルダ名: windows-share としている。
・ フォルダ/共有タブ/詳細な共有/Everyoneにアクセス許可/フルコントロール設定する。
・ フォルダ/セキュリティタブ/編集/追加/Everyoneを追加する。
(これでフォルダは共有状態になっていて Everyoneがアクセスできることになる)

fedoraからwindowsの共有フォルダにアクセスするには コマンドラインで mount.cifsを実行する

windowsのIPアドレスは 192.168.1.3 であるものとする。
fedoraのログインユーザーは user2であるものとする。
fedoraの
/home/user2 フォルダにfedora-shareフォルダを作成しておく。
fedora-shareフォルダにアクセスするfedoraユーザーは user2であるものとする。

$ sudo mount.cifs //192.168.1.3/windows-share /home/user2/fedora-share -o user=user2
-o はオプション指定することを意味する。
user=  オプションは接続する際に用いるユーザー名

windows-shareフォルダにアクセスするパスワードはpassword_winである
これでwindowsの
windows-shareフォルダがfedoraのfedora-shareフォルダにマウントされている。
/home/user2/fedora-shareを開けばwindowsのwindows-shareフォルダにアクセスすることになる。
※umount は sudo umount /home/user2/fedora-share



fedoraの共有フォルダにwindowsからアクセスする

・ sambaをinstallする
$ sudo dnf install samba

・ sambaにアクセスするためのユーザー名,パスワードを設定する。
ここではfedora ユーザー: user2 としている。
$ sudo smbpasswd -a user2  (ユーザー名を入力)
New SMB password:    #パスワードを入力する。(例:password_samba)
Retype new SMB password:    #パスワードを確認入力する。

fedoraに共有フォルダを作成する(ここでは/home/user2/samba-shareフォルダとしている)
$ sudo mkdir /home/user2/samba-share

任意のエディタで/etc/samba/smb.confファイルを追加編集する。
$ sudo leafpad でleafpadを起動して/etc/samba/smb.confファイルを開く。
(1) [global]セッションの workgroup=workgroup に編集(windowsのワークグループ名にする)
(2) 共有フォルダのセッションを追加して項目を設定する。
smb-conf.jpg
※共有フォルダの設定は下記のようになる。
[<folder_name>]   # 共有フォルダ名
path = /home/<user_name>/<folder_name>  # フォルダ フルPath
available = yes
valid users = <user_name>  # アクセス ユーザー名
read only = no
browsable = yes
public = yes
writable = yes

smb.conf ファイルを保存してサービスをRestartさせて最新の状態にする。
$ sudo systemctl restart nmb.service
$ sudo systemctl restart smb.service
これでwindowsから
/home/user2/samba-shareフォルダにアクセスできる。

windowsからfedoraにアクセスする

fedora PCのIPアドレス:
192.168.1.4 であるものとする。
ネットワークにfedora PCのアイコンが表示されているのでクリックすれば samba-shareフォルダにアクセスできる。
(「ファイル名を指定して実行」にて
\\192.168.1.4\samba-share と入力してもsamba-shareフォルダにアクセスできる)

認証画面が表示されるので
ユーザー:user2 パスワード:password_samba でアクセスすれば samba-shareフォルダにアクセスできる。

windowsにて下記のようなshortcutファイルを作成するとshortcutをクリックしてアクセス出来て便利である。
\\IP-ADDRESS\SHARE-NAME   #SHARE-NAMEは smb.conf に設定した[fedora-share]の共有名。
例えば次のようにする。(IPアドレスは fedoraにて ifconfigコマンドで確認できる。 (ここでは
192.168.1.4であるものとする)
\\192.168.1.4\samba-share



確認メモ

sambaユーザーの追加
smbpasswd コマンドでユーザ名(例:user1)を追加する。
smbpasswd -a user1
のように入力するとパスワードの入力要求があるのでパスワードを設定する。
ここで設定したユーザー名,パスワードを使用してWindowsからアクセスできるようになる。

host名の編集
デフォルトで localhost.localdomain になっている場合は次のファイルを修正しておく。
/etc/hostname

WinSCPでfedoraにアクセスする
samba設定にて/etc/samba/smb.confの
#netbios name = の部分に下記のように設定しておくと
WinSCP使用時の「ホスト名」に使用できる。(ipアドレスでアクセスしてもかまわない)
netbios name = fedora-server
※WinSCPでアクセスするにはsshd.serviceをstartさせておくこと。
statusの確認
systemctl status sshd.service
startは
systemctl start sshd.service
fedora起動時からsshd.serviceを使用できるようにするには
systemctl enable sshd.service

下図はWinSCPでアクセスしているところである。
winscp.jpg


Xfce_thunar(ネットワークマネージャー)でのWindowsネットワーク接続
1) samba-clientを使うためにport 137/udp と port 138/udp が開いていること。
ファイアウォール設定で「ゾーン」を選択して「ポート」タブにて「追加」ボタンを押して「ポート」と「プロトコル」を設定する。

2) samba-clientをinstallする。
# dnf install samba-client

3) ターミナルで次のように入力すればWindowsにアクセスできる。
smbclient -L \WINDOWSのコンピュータ名 -U Windowsのユーザー名
例:
smbclient -L \DESKTOP-BQOMF84 -U user1
password: の要求があるので入力する。
アクセスするとWindowsの共有フォルダが表示されるので、共有名がわかる。
 
4) thunar でアクセスするには次のpackageをインストールする。
※ Gnome 環境で Nautilus を使う場合はこのインストールは必要ない。
# dnf install gvfs-smb
# dnf install gvfs-fuse

5) thunar のアドレス入力欄にて(デフォルトではnetwork:///となっている)
smb://WindowsのIPアドレス/共有フォルダ/ を入力する。
例:
smb://192.168.1.3/users/
smb://192.168.1.3/mydata/


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